トルコ・リラ建ゼロクーポン債 Jトラストグローバル証券(旧エイチエス証券) 外国債券投資 第5段 ナンピン投資法

過去4回、投資資金別枠投資で、外国債券投資をしたのですが、さらに下がってきたので、さらに追加投資をします。

難平(ナンピン)買いです。

俗にいうと、ナンピン買いは、負けパターンの筆頭で、別れようという女を未練たらたら追いかけて、やっぱり振られる感じですかね。(笑)



ゼロクーポン債とは、どういう事かといいますと、

利払いのない、中長期の割引債のこと。一般のクーポンのように利子はつかないが、その代わりに額面より低い価格で販売されており、償還時に得られる償還差益が収益となる。保有期間中に利払いはないが、払込み金額を低く抑えて償還差益を期待できるのが特徴。一方、企業にとっては利払いを気にせずに資金調達できるというメリットがある  コトバンクより


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トルコリラはここ数年政情不安で下がり続けてきました。そろそろ反動するかもしれませんが、このままさらに暴落するかもしれません。それは、実の所、誰にもわかりません。ただ、10年後国が潰れているかどうかと考えると、その確率は低いのではないかと考えました。トルコリラ現在約7.8円近くで、約10分の一の割引価格で50万トルコリラを購入(10年後満期でそうなります)、購入額約32万円です。



今回の購入のものは、簡単に説明すると、このまま為替相場7.8円を10年後も維持していたら、10倍の約300万円になるという感じです。そこが100%でそのパーセントに少しづつ年数をかけて到達してゆくという事です。途中解約も出来ますが、条件が悪くなります。


今回は10年後、0.65円を切ったら損が始まります。0円で国が潰れている感じですかね。10年間、放置しようと思っています。

どう考えても、0.65円を切るとは考えられない。 でもね、何があるかわからないからな、この世界は。良いも悪いも自己責任ですね。

とにかく今管理人は、前回の購入分も合わせると、100万トルコリラを所有していて(正確にいうと違います、全部が満期になったらそうなります。100万トルコリラ、地獄の通貨だとしてもキリがいいですね。地獄の沙汰も金次第)日々のトルコリラの為替相場で変動する状態であるという事です。



(2017年) 第1回目の投資で約110万円(10万トルコリラ) (損益分岐点11円)購入レート約30円、(満期2027年)


(2019年) 第2回目の投資で約63万円(10万トルコリラ) (損益分岐点6円)購入レート約19円、(満期2029年)


(2021年) 第3回目の投資で約31万円(10万トルコリラ) (損益分岐点3円)購入レート約12円、(満期2031年)


(2022年) 第4回目の投資で約26万円(20万トルコリラ) (損益分岐点1.3円)購入レート約7.9円、(満期2028年)


(2022年) 第5回目の投資で約32万円(50万トルコリラ) (損益分岐点0.65円)購入レート約7.8円、(満期2032年)


合わせて総額約262万円の投資をしています。



そして管理人が見ている所は利益の所だけではなく、一番気にしているのは損益分岐点です。(損益分岐点の所が税金計算しなければ投資額がそのまま返ってくるところです。分岐点から上が利益になり、下が損益になります。)ここが丁度投資のたびに、半額半額できています。次回もし投資をする検討をするなら、0.3円からです。そしてどう考えても0.1円で終わりでしょう。ていうか終わらせるでしょう。しつこいな。(笑) そもそも0.1円は通貨として機能するのか。

この度投資をするにあたりJトラストグローバル証券に電話したのですが、発行体が有名な銀行でそこが潰れない限り仮にJトラストグローバル証券が倒産しても満期を迎える事ができるとの事です。以前はHS証券で証券会社が潰れたらどうしようと心配していたのですが、今回発行の所にも焦点を当ててみると、どうも欧州の金融市場の様子が相当おかしくなっている様子です。電力会社の破綻危機、英中銀の英国債券緊急買い入れ、クレディ・スイスの嫌な噂など、それぞれの材料はまったく異なる領域から派生していますが、どの問題に火がついても広がりを見せる可能性があることだけは肝に銘じておくべき状況のようです。管理人の以前のトルコリラのゼロクーポン債の投資の発行先を調べてみるとクレディ・スイスのがありました。トルコリラの値下がりと発行先の倒産リスクと中小企業の証券会社の破産リスク等の3重苦、あり得ない程厳しい投資ですね。仮想通貨やネット銀行が台頭してきて、一等地に箱モノの銀行証券会社等不要になるのかもしれませんね。スマホでネット銀行の取引も容易ですしね。スマホ決済、銀行の窓口に行く必要性がない。この投資はやるべきじゃないですよ。イマサラ(笑)、管理人はすでに乗っているから仕方ないだけです。(笑) 笑うしかないし、管理人はすでに笑いに昇華できているので、少しは救われます。悲しい事も、人の感情は複雑なもので、先に笑われるのは辛いですが、自分で消化して笑いに昇華できたら、笑い話で話のネタになり交流での一助にでもなります。面白じゃないですか。面白き事も無き世を面白く。人の世での思い出です。

そして満期の受け取りを円にするのか外貨トルコリラにするか選択できて、管理人は特定口座の取引なので利益が出たとしたら税金約20%かかるとの事です。MMFのトルコリラで保有した場合現在だと年率18%もらえるそうです。トルコは外貨を呼び込んでいく手を打っているのでしょうね。面白い事をする。注目はされるよな。ある記事で書いてあったのは、エルドアン大統領は壮大な実験をしているそうです。実験は確かに楽しく面白いけれども、国家単位で独断でやれちゃうのがやっぱり新興国ですし、危うすぎる。官僚が利上げをしようとすると更迭されるそうです。


今回10年後、現在の紙幣価値10分の1になるかならないかの賭けです。10年単位の長期スパンが管理人には合っていますね。買ってほっとけ。基本、面倒くさがりだから。

満期の時は外貨でもらって、トルコ旅行に行く時にその都度引き出して旅の足しにしても良いかもしれませんね。ここまで管理人は投資で遊んできたので、親日国のトルコですから、一度は旅にでも出かけてみたいものです。観光には良い国らしいです。飛んでイスタンブール、歌の歌詞であり、不思議とそこだけ記憶しています。

仮に順調に投資がいって、投資額があれば、移住しても良いのだけれども、基本東南アジアの方がいいからな。今流行りの2拠点生活は、管理人の場合は寒いのが苦手だから冬の間だけ東南アジアで、暖かい春から日本に出稼ぎに戻ってきて生活できたら楽しそうだなと思いますが、中々実現できていないですが。(笑) 

兎も角、世界3大料理の一角のトルコにはもう少し頑張ってもらいたいです。

料理がうまいとは文化が栄えているという事で、文化が栄えれば経済も付随すると確信します。

軽自動車購入も、これくらいかかります。もとい、普通自動車に昇格しました。(笑) 10年後、その車は10万円でも売れないかも。10年後、管理人の投資がゼロでも構いません。

夢の車には、夢の中で、充分に乗らせてもらいますから。(笑)


ちなみに、トルコの現在の約の平均年収を調べました。(2019年度版です。古いです。)


平均的なトルコ人の給料は42,200円/月(1TL=20円換算、2019年時です。現在約7.8円ですので半額以下で計算すれば。)

調べによると、トルコ人の平均的月収は「2110TL」

日本円に換算すると、42,200円/月(1TL=20円換算)です。

年収だと、25320TLです。50万6400円の平均年収らしいです。
(トルコリラが半減しているので、リラの方を倍にすると50000TLになりますかね。)

トルコの為替の影響もあり、日本円に換算するとずいぶん安いですね。

優秀な大学を卒業したトルコ人で、新卒で月給2500TL~5000TLの人が多いそうです。


日本円に換算すると、50,000円~100,000円/月と世界の先進国から見てもまだまだ低い水準なのです。

100万トルコリラを保有する管理人は(正確には違います。(笑))、トルコ人の平均年収の約20年分以上を保有している事になりますね。

日本の平均年収中央値は最近の情報では、420万円だそうです。 

これは、諸説あると思いますが、あくまで中央値として。

高額の人もいるし、低額の人もいます。それが世の中です。


100万トルコリラでトルコでは平均年収20年分以上保有ならば、日本円に換算すると、平均年収20年分保有で、8400万円分の物価価値を意味します。トルコに住むのならですね。

退職金としは、丁度いい感じですね。(2019年版です。)


ビッグマック指数(BMI)

ビッグマック指数(BMI)とは、世界各国のマクドナルドで販売されている定番商品「ビッグマック」の現地価格を比べることで、その国の通貨価値(経済力)を推し量る指標です。BMIは、各国のビックマック販売価格を、アメリカ国内におけるビッグマック販売価格で割って算出されます。

2022年現在のトルコにおけるビックマックの価格は、22TL(約175円)、BMIは-61.04%で、世界55位です。同年の日本では390円、BMIは34.9%で世界25位なので、やはりトルコの物価は日本と比べて割安なことが分かります。なお、ビックマック指数はわかりやすく面白い指標ですが、いろいろと問題点もあるので、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。


管理人は、ビッグマック指数が一番ピントが合います。どの国に行ってもマックは行きましたね。ホットします。家に帰ったような。買い方が基本どこの国も同じなので、身振り手振りや写真を指さすだけで購入できるので気が楽です。朝、晩、マック食べてれば、生きられはするので。原始人の時代、狩猟時代は今日、今食べれる物しかある意味なかった。冷蔵庫という保存方法もないし、狩猟したものも腐れるからそこにいる人間で分け合う。命の基本の本能、生存本能が食べ物を脂肪という形で体に蓄えるように進化していき(太れるという事は実は優秀な体の個体です)、食べ物も保存できるように工夫して少しでも持たせるようにしていく中で、農耕時代へと移行。米や麦が保存性もあり多く有している者が富を有して、争いも生まれ紙幣が生まれ、そこから仮想通貨やポイントなどに移行の段階。核となるのは生命は、基本は食べて今日を生きる事なのでしょう。その為の手段としてのお金様です。これだけのお金があれば後何年は食べて生きれるかの見通しを、知的生命体の人間は求めたくもなるし、未来を計算して安心したい。それを自分だけではなく大事な家族や友人や、もっと言えば人類すべてに、マズローの欲求の5段階の自己実現の上にある自己超越、仏教でいう所の悟り、資産を多く持っているお金の先に見えるのは、命を慈しむ食べ物を購入できる数量への敬慕。本来お金の保有の意義はそれ以外ないし、趣味とか車とか服飾とか贅沢品はあくまでオマケ。ちなみにトルコの食料自給率は100%です。日本は2022年現在約38%です。トルコのビッグマックで22TL×2 、44TL×365日 、年間食料16060TL、100万トルコリラで割ると、約62年間は毎日朝、晩、ビックマックを食べれます。 単純に命だけを養うのであればの物価価値ですし、お金の根本核にある概念です。食う事と食べさせてあげられるという事と。管理人のお袋は、誰にでも家に来た人には腹いっぱい食べさせてあげると言っていた。そこはケチらないと言っていたし、管理人もそうしようと思う。モテるとは、食事代を持てるという事だと思います。素直な命の意見としてモテないより、モテた方が良いでしょう。(笑) 食わせてあげる、出来た大人として、とても大事な事です。



全世界的にそうですが、現在すごいインフレですからね。仮想通貨も台頭してきているし、紙幣が価値を無くしていくのでしょうか。ウクライナ戦争をトリガーにしてその滅びゆく銀行や債券の狭間にいて、10年満期に縛られて通貨の下落にもさいなまされるゼロクーポン債の沼に足をかすめ取られた管理人がいる。 阿保ちゃうか。(笑)


前回の4回目でナンピンは辞める予定でしたが、投資額が安いという事と(5回目投資額が)、元々乗り込んでた船なので今更多少金額が増えてもたいして変わらない事、国が潰れるかというと立地的に重要ポイントで諸外国に存在感を示している点や(全方位に外交の策がはまっている)、長期政権のエルドアン大統領の利下げ政策も政権交代の可能性もあり少しは浮上する可能性もあり(来年2023年トルコは建国100周年の節目です)、国の構成員が日本に比べて若いこれからの国である事。ナンピン追加しました。でも、トルコリラ投資は誰にもお勧めできません。投資というより投機に近いですね。1回目の時は何も知らないで勢いでやりましたが、だいぶあの時よりは経済も見えてきているので、ここよりましな投資はたくさんあります。すでに乗ってしまっている船なので、仕方ないだけです。沈まないでね。(笑) まあ、パチンコ時代から、一台に出るまでとことん突っ込んでいたので、虎穴に入らずんば虎子を得ずの精神は変わらないですね。あの時の背水の陣を敷いてのヒリヒリ感、管理人は根っからのギャンブラーなのでしょうね。でも底が見えている。ゼロ円、グランドゼロ、これこそ背水の陣の究極だな、断崖絶壁を背に、ポーカーフェイスで顔で笑って腹で泣く。(笑) そして一番大事な事は、最初から負けの計上をしている事です。この投資の約262万は普通自動車を購入したつもりで、すでにもうないものと考えています。遊びなんです。大事なお金を挟んでの経済や国の行く末を見ている、大人としての綺麗な遊びであり、嗜みです。そして、やり続けていれば、確率はやがて収束するもの。



さあナンピン、どうなるかな。


誰にもわからないから、面白い。


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